犬の精巣腫瘍は去勢手術をしていないオスの犬に気をつけたい病気です。 もし愛犬に換毛期でもないのに毛が抜け落ちる、貧血を起こしている、精巣が大きくなっているなどの症状が見られる場合は精巣腫瘍の可能性があります。 しっかり予防・治療を行ってあげましょう。

停留精巣に罹ってる犬は、精子をつくる機能がうまく働かなくなるため繁殖能力はありません。 痛みなどの症状はありませんが、留まっている精巣が癌化すると、腫れ、違和感、痛みなどが出ることがあります。 適切な対処・治療を行ってあげましょう。

涙を分泌する瞬膜腺しゅんまくせんが飛び出してしまう病気がチェリーアイです。 先天性で起こる犬種としては、ビーグル、コッカー、短頭種（ブルドッグ、ペキニーズ、パグ、狆、シーズーなど）に見られることが多いようです。 適切な対処・治療を行ってあげましょう。

正常であれば心臓が拡張したときに僧帽弁が開き、収縮したときに閉じるようになっているのですが、僧帽弁がぴったり閉じずに血液が逆流してしまうのが僧帽弁閉鎖不全です。 愛犬に咳、疲れやすいなどの症状があれば危険信号かもしれません。 しっかりと対処・治療を行ってあげましょう。

てんかんとは ”てんかん”は脳の病気です。（”痙攣けいれん”は体の筋肉が勝手に収縮する状態のことを指します。）年齢や性別に関係なく、どの犬種でも起こることがあります。通常であれば、発作は数十秒から数分（長くても５分程度）で収まります...

合併症などで重症化すると高熱や肺炎を起こす危険があり、免疫力の低い子犬や高齢犬は死亡する可能性もある病気です。 ケンネルコフは乾いた咳、食欲低下、高熱、膿性の鼻水、肺炎などの症状が見られます。 しっかり予防・治療を行ってあげましょう。

股関節形成不全の発症は大型犬に多く、特に体が大きくむっくりとした犬種（バーニーズ、ニューファンドランドなど）やシェパード、レトリバー種での発生が多いですが、どの犬種でも起こり得ます。 しっかり予防・治療を行ってあげましょう。

胃捻転は手術が早ければ助かる確率も上がりますが、術後は不整脈で亡くなることがあり油断ができません。 もし愛犬に落ち着きがない、大量によだれが出るなどの症状が見られる場合は胃捻転かもしれません。 しっかり予防・治療を行ってあげましょう。

白内障は眼の中の水晶体が白く濁る病気です。進行すると視力を失ったり（失明）、緑内障やブドウ膜炎になる可能性があります。 眼球が白くなっていたり物にぶつかったりすることがあれば白内障かもしれません。 しっかり予防・治療を行ってあげましょう。